
裏ミッドフェイスリフト®、 二重埋没法2ループ

50代後半の方の目の下のたるみに対して裏ミッドフェイスリフトを行った症例です。
ティアトラフ(目の下の凹み)の上には眼窩脂肪の膨らみがあって、ティアトラフのしたのメイラーファットは下垂してほうれい線の上にもたれかかっています。
このような場合には、いわゆる裏ハムラと言われる眼窩脂肪の下方移動のみでは不十分となることがおおいです。裏ミッドフェイスリフトでは一般的に裏ハムラでおこなわれている眼窩脂肪の下方移動に加えて頬の脂肪を上にもちあげます。
ティアトラフの凹み部分に上下から脂肪を持ってきて2つの山を一つのまとまりにすることでクマだけでなく中顔面全体を整えることができます。この方は一見目の下の皮膚の余りがあるように見えますが、頬を一つにまとめて、ピークを高くすることで余剰皮膚はほとんど気にならない状態になっています。
