PRPF ®療法(法令線・マリオネットライン)

担当医師の紹介

Pono clinic院長/日本美容外科学会認定専門医

芝 容平 Shiba Yohei

専門分野:クマ治療/再生医療/若返り・エイジングケア/目元整形

こちらの症例の方は、法令線は2回、マリオネットラインは1回PRPF ®療法を行っております。

ほうれい線にはPRPF®療法がベストです。

私は、ほうれい線を改善するための施術として、これまでヒアルロン酸注入や脂肪注入はもちろんのこと、その他さまざまな治療を行ってきました。

しかしながら、きちんと鼻翼基部の凹みを改善し、刻まれたシワを改善できる治療はほとんどありません。唯一、しっかりと効果があると自信をもって言えるものはPRPF®療法だけです。

PRPF®療法は、創傷治癒反応を応用した再生医療で、自分の組織を増やして効果を得ることができます。異物を入れてそれがとどまっている間その部分を膨らますタイプの治療であるヒアルロン酸や脂肪注入とは全く異なります。

法令線は笑う時に表情筋に引っ張られて凹むことが繰り返されて、徐々に目立っていきます。

鼻翼基部にヒアルロン酸を注入すると、直後はきれいになりますが、笑うたびに圧力がかかり、注入されたヒアルロン酸は鼻翼基部の上の頬のふくらみの部分に移動して、逆にほうれい線を目立たせる方向に作用してしまいます。

そのため、ヒアルロン酸が吸収されて効果がなくなるよりもずいぶんと早い段階でヒアルロン酸が移動することによってほうれい線が悪化します。

その時にヒアルロン酸が減ったためと勘違いして再注入する、ということを繰り返す人が多く、徐々に頬のボリュームが増えてお顔がパンパンになっていきます。

少しずつの変化にはなかなか気づかないもので、特に本人は気にしていなくても第三者から見るととても不自然であるということが、ヒアルロン酸のプロであるはずの女性医師にも実際に起こっています。

ヒアルロン酸がずれたのであれば、一度溶かしてリセットした後で改めて適切に入れなおせばよいですが、新しく注入する方が効率よく売り上げが上がるため、ヒアルロン酸をメインに行っているクリニックではまず溶かす提案はされません。

要約するとヒアルロン酸は、ほうれい線治療にはベストでないということです。

PRPF®療法は、注入したものがそこに残って効果を出すタイプの物ではありません。注入された部位の組織が刺激を受けてコラーゲンが増えたり、脂肪が増えたりして効果が出ます。

そのため、移動することはありません。

ほうれい線などの、動きによってできた刻まれたシワにはPRPF®療法がベストです。

しわ取り、PRPF 療法、法令線、マリオネットライン、60代女性の症例 (2)

刻まれたシワが良くなっています。

しわ取り、PRPF 療法、法令線、マリオネットライン、60代女性の症例 (3)

深いシワは完全にはなくなりませんが、かなり良くなっています。

診療メニュー:しわ・たるみ治療

施術名:PRPF療法

費用:法令線220,000円、マリオネットライン220,000円、麻酔代30,000円(施術当時)

年代・性別:60代・女性

ダウンタイム:1週間程度

リスク/副作用:腫れ・内出血・左右差・違和感・イメージとの違いなどを生じる事があります。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次