クマ取り・脱脂(経結膜)とは?|失敗しやすい理由を医師が構造で解説|ポノクリニック東京

クマ取り・脱脂(経結膜)とは?
脱脂で失敗しないための「構造理解」|ポノクリニック東京

脱脂でできること・できないことを、最初に整理します

多くの方が、
「クマ=脱脂で治す」と考えています。

けれど実際には、
脱脂が向くクマ脱脂では悪化しやすいクマ が存在します。

その理由はシンプルです。
クマの正体は、脂肪の量そのものではなく、
目の下から中顔面にかけての 位置関係・段差・重心 のズレによって生まれるからです。

このページでは、

  • 脱脂(経結膜)で 変えられること/変えられないこと
  • 脱脂が 向いている人・向かない人
  • 「脱脂 失敗」「脱脂 後悔」が起こりやすい 構造的な理由
  • 脱脂以外の 層別の選択肢

を、構造の視点から整理します。

「脱脂すべきか迷っている」
「脱脂したけれど満足していない」
という方こそ、ぜひご覧ください。

目の下のクマ取り「脱脂(経結膜)」とは?

どこまで変えられる治療か

目の下のクマ取り・脱脂(経結膜脱脂)は、
眼窩脂肪(ふくらみ)の“量”を少し減らす治療です。

皮膚を切らず、まぶたの裏側(結膜側)から行うため、
表面に傷を残さずに ふくらみを軽くする ことができます。

ただし、脱脂で扱えるのは 浅い層の「脂肪量」 に限られます。
境界(凹み)や、脂肪の位置関係、中間層・深層の重心そのものは変えられません。

まず結論:脱脂で変えられるのは「量」だけです

脱脂で変えられるのは、
浅層にある眼窩脂肪の“前後関係(量)”のみです。

クマの多くは、

  • 境界(凹み)の段差
  • 脂肪の「位置」のズレ
  • 中間層・深層の重心変化

といった 量以外の要素 が組み合わさって生まれています。

そのため、
脱脂が合う人脱脂では合わない人 が、はっきり分かれます。

クマの脱脂が「向いている人・向かない人」
セルフチェックで整理する

◎ 脱脂が向いている人

  • 膨らみ(目袋)が主に気になる
  • 境界の段差が比較的浅い
  • ふくらみの影が強く、凹みの影が軽い
  • 頬(中顔面)の重心が比較的しっかりしている
  • 20〜30代など、浅い層の原因が中心と思われる
  • 「ふくらみを少し軽くしたい」というニーズ

浅い層が原因のクマ は、脱脂でバランスがとれることがあります。

✖ 脱脂が向かない/悪化しやすい人

  • 影が境界に沿って強く見える
  • 目の下全体に「面として広がる影」がある
  • 頬(中顔面)が平坦・下がって見える
  • ふくらみと凹みが同時に気になる
  • 年齢とともに疲れ感が出てきた
  • 写真で顔の下半分に重さが集まって見える
  • 過去に脱脂をしたが、変化が薄い/悪化した

→ これは 脂肪の量ではなく、段差・位置・重心が原因 のため、
脱脂では根本改善が難しいタイプです。

▶ 次の一手(分岐)

クマ取り・脱脂で起こりやすい「失敗・後悔」

その構造的な理由

「脱脂 失敗」「脱脂 後悔」という検索が多い背景には、
技術の問題だけでなく、適応(構造)の不一致が関与しているケースが少なくありません。

失敗① 取りすぎによる“へこみ”が目立つ

脂肪を多く取ると、
境界(凹み)との段差が強調され、影がむしろ濃く見えることがあります。

特に、

  • 皮膚が薄い
  • 境界が強い
  • 頬の支えが弱い

方は、取りすぎのデメリットが出やすいタイプです。

失敗② そもそも原因が「量」ではなかった

  • 影の中心が凹みにある
  • 影が「線」ではなく「面」で広がっている

これらは、量ではなく構造(位置・重心)が原因であるサインです。

→ 脂肪を取っても影の原因が残り、
「変わらない/むしろ悪化した」と感じる結果につながることがあります。

失敗③ 奥の支え(中間層・深層)が弱く、影が強調される

中間層・深層の支え(深い位置の脂肪や支持構造)が下がっている場合、
脱脂で前方の脂肪量を減らすと、
かえって 奥にある影 が強調されることがあります。

これは「脱脂が悪い」のではなく、
扱うべき層が違っていた という構造的な理由です。

脱脂では治らないクマの3タイプ
構造で理解する

クマは「色」ではなく、立体の変化で生まれます。
脱脂では改善しにくい代表的な構造は、次の3つです。

① 境界の影が強い(ティアトラフが原因)

境界は動きにくい点で、光が落ちて影ができます。
量ではなく段差の問題

② 脂肪が「下へ行けず前へ押されて見える」位置の問題

脂肪が多いわけではなく、
境界で動きが止まり 前方に押されて見える構造です。

→ 量を減らしても、見え方は変わりにくい。

③ 中間層・深層の重心が下がっている

  • 影が広範囲に見える
  • 頬が平坦に見える

場合は、骨膜上・骨膜下の 深い層 が原因のことがあります。

脱脂では届かない

脱脂以外の選択肢
層で選ぶ「構造治療」

ポノクリニック東京では、原因の に合わせて治療を選びます。

浅層(段差・位置の問題)

裏ハムラ
境界と脂肪の段差を整え、自然な前後関係をつくる。

浅層+中間層(骨膜上の重心)

PONO式裏ハムラ
疲れ感・広い影の原因となる浅い重心を整える。

深層(骨膜下の土台)

裏ミッドフェイスリフト
深層の重心そのものが原因のタイプに。

他院でクマ取り・脱脂後にお悩みの方へ

脱脂後に、

  • 影が強くなった
  • へこみが気になる
  • 注入を繰り返している
  • それでも疲れて見える

というご相談は多くあります。

大切なのは、
「今の影がどの層から生まれているか」を改めて評価することです。

必要に応じて、浅層・中間層・深層を
必要最小限だけ整えることで、改善できるケースもあります。

▶ 他院クマ治療後のご相談ページ(準備中)
※公開までの間は クマ治療総合ガイド をご参照ください。

クマ取り・脱脂の費用・ダウンタイム・リスク(目安)

  • 費用:料金ページへ
  • 腫れ:数日〜1週間
  • 内出血:出る方もいます(多くはメイクでカバー可能)
  • 仕上がり:1〜3ヶ月で安定
  • 主なリスク:取りすぎ/左右差/影の残存/構造不一致による悪化

※詳細は料金ページをご確認ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 脱脂と裏ハムラの違いは?

A. 脱脂は「量」を扱い、裏ハムラは「位置と段差」を整えます。

Q. 脱脂で失敗した場合、やり直しはできますか?

A. 構造を再評価し、浅層・中間層・深層のどこを扱うかで方法が変わります。

Q. 若くても脱脂は必要ですか?

A. 年齢ではなく、原因の層で判断します。

Q. まず脱脂だけ試すべきですか?

A. 構造によっては、最初から脱脂以外が適切な場合もあります。

カウンセリングのご案内

カウンセリングは、治療前提の場ではありません。
「脱脂すべきかどうか」その判断から一緒に整理します。

必要な場合にだけ、
必要な層に 最小限の治療をご提案します。

監修医師:芝 容平(ポノクリニック東京)